【SDS-PAGE用ミニスラブゲル(7.5%T, 3.5%C)の作成】
1. 2次元目のSDS-PAGE用ミニスラブゲル重合試薬の調製
35 %(w/v) acrylamide 12.5 ml
2 %(w/v) BIS-acrylamide 8.0 ml
1.5 M Tris-HCl, pH 8.5 15.0 ml
60%(v/v) glycerol 10.0 ml
Milli-Q水を加えて全量を60.0 ml にする。
ここまでを混合し減圧脱気後、さらに以下の液を加える。
10 %(w/v) SDS 0.6 ml
10 %(w/v) ammonium persulfate 0.3 ml
TEMED 0.03 ml
(重合が始まるので直ちに使用する。)
2. セットしたガラス板に、上端から1 cmの位置までゲル重合試薬を注ぎ込み、その上部にmilli-Q水を重層する。(フラットコームを使用する場合には、ガラス板の上端までモノマー液を注ぎ、泡が入らないように注意しながらコームを挿入する)
3. 室温に3時間以上静置し、ゲルを完全に重合させる。
(作成したゲルを直ちに使用しない場合には、チャック袋等に入れて密封しておけば、冷蔵庫で1週間程度保存可能)