タンパク質抽出液の調製
(実験動物組織の場合)

1. 眼科用のハサミなどで細かく砕く。
2. 風袋重量を測定しておいた遠心管に移し組織重量を測定する。
3. 組織重量の4倍量(v/w)の抽出バッファーB(下記)を加える。
4. 超音波破砕する。
5. 15,000 xg で5分間遠心、上清を分注して凍結保存する。

抽出バッファー:
抽出バッファーB (難溶性タンパク用)
Urea      0.30 g
thiourea    0.15 g
20%(w/v) CHAPS 0.10 ml
20%(w/v) SB3-10 0.10 ml
dithiothreitol   0.01 g
Pharmalyte 3-10 0.02 ml
これらをMilli-Q 水に溶かし、全量を 1 ml にする。


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